カナダ合同教会の紋章は、その特徴となりたちを表しています。紋章の中心に描かれたXはギリシャ語の「キリスト」の頭文字で、伝統的にキリストを象徴するシンボルとして使われています。
紋章の左側に描かれた開いた聖書は、人々を解放してくださる神の真実を強調する組合教会の伝統を表しています。紋章の上部に描かれた白い鳩は聖霊の象徴で、すべてを造りかえる聖霊の力を重んじてきたメソジスト教会の伝統を表しています。紋章の右側に描かれた燃える柴の木は長老教会の伝統を表しています。紋章の下部に描かれた、アルファとオメガは創造の完成の時まで永遠に生きて働く神(ヨハネの黙示録1:8)を象徴しています。外枠のラテン語 “ut omnes unum sint” は「ひとつになるため」(ヨハネによる福音書17章)を意味しています。
キリスト教は1世紀にユダヤ人教師であったナザレのイエスとその弟子たちによって広めらたれた信仰で、今日では世界中に約20億人の信者がいます。またキリスト教はギリシャ正教会、ローマカトリック教会、プロテスタントの3つの大きな教派に分かれ、さらにプロテスタントには様々な教派があります。
共におられる神(God among us)
カナダ合同教会はキリスト教のプロテスタント派に属します。わたしたちは、この世に存在する全てのものを創造され、今日もなお創造のみ業を続けられている神を信じます。わたしたちは、神が、わたしたちを癒し、良きものとしてくださるためにキリストを遣わされたことを信じます。
また、わたしたちは、今日もなおわたしたちの心に響く、キリストの生涯とその教え、死と神秘に満ちた復活の物語をより多くの人々と分かちあいたいと願っています。
神はいつもわたしたちと共にあり、聖霊を通してわたしたちに働きかけてくださいます。わたしたちは、この世で神の創造の業に参与する責任があります。
・互いに愛しあい、わたしたちの世界を大切にすること
・悪に抵抗し、正義のために行動すること
他者を理解し、尊重する生き方へ(Living with Respect)
神をいかに理解するか、は実にさまざまで、わたしたちはあまりの違いに当惑することもありますが、信仰共同体の中で、わたしたちを造りかえてくださる、聖霊の力を体験することもあります。わたしたちの霊的指導者は総会で選ばれる議長ですが、男性も女性も選ばれる機会があります。教会の決議は、カナダ全域から選ばれた女性、男性、子どもたち、若い人たちの代表によって十分に話しあわれた上で行われます。時には、意見が対立することもありますが、お互いを理解し、尊重しあった上で、決議する道を求めます。今まで、そのような困難な歩みを通してこそ、社会から見過ごされてきた、貧しい人々、女性たち、子どもたち、様々な人種・文化的背景を持つ人々、様々な性的指向を持つ人々に特別な配慮をすることができたからです。
わたしたちは初期キリスト教会の指導者パウロの言葉を信じます。「生も死も、他のどんな被造物も、キリスト・イエスに現れた神の愛からわたしたちを引き離すことはできない。」(ローマ書8:38-39) わたしたちは、独りではありません。